血圧 笑い のある生活が高血圧をさげてくれる

血圧 笑い のある生活が高血圧をさげてくれるというお話です。血圧に笑いはどのようなよい影響があるのでしょうか。笑いのある生活が送れたら誰でも幸せが溢れそうです。

血圧 笑い のある生活をしよう

血圧 笑い

血圧 笑い

「怒ると血圧が上がる」といわれますが、これは本当です。怒りは交感神経を緊張させ血管を収縮させて血圧を上昇させます。

カーッとなりやすい性格の人は、心筋梗塞などの血管事故を起こしやすい傾向があります。逆に血管によいのは 笑い です。笑うと副交感神経が活性化し、体の緊張が解けてリラックスします。それによって、血管が拡張し、血圧が下がってきます。

笑うことで血圧が下がれば、動脈硬化による血管事故も防げます。笑うと脳内にβ・エンドルフィンという物質が増えることもわかっています。

β・エンドルフィンは、脳に快楽をもたらす物質で、気分を落ち着かせて、心身の緊張を解く作用があります。

この作用によっても血管は拡張します。また笑いは脳の前頭葉という部分を興奮させますが、その興奮が間脳に伝わると、間脳から快い感情を伝える神経ペプチド(アミノ酸がつながった物質) がつくられ、全身にふりまかれることも報告されています。笑いによって生まれた神経ペプチドを浴びると、体と心はリラックスし、血管を開いて血圧を下げてくれます。

さらに笑いはリンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞(N K 細胞)を活性化させるという報告もあります。

NK細胞は、がんの芽になる異型細胞を処理したり、体内に侵入したウィルスなどを処理する働きがあります。

大いに笑うことで、がんを予防したり、風邪などの感染症にもかかりにくくなります。笑いは血管だけでなく、全身の健康に役立っているのです。

自分で改善するための知識

笑い と 合わせて 発酵黒豆エキスで降圧剤不要で血圧をさげる

血圧 バナナ を1日1本食べる

血圧 バナナ を1日1本食べると 余分な塩分を排泄するカリウムが十分に摂取できます。血圧が高く、腎機能が正常であればバナナを食べるのがおすすめです。腎機能が下がっている人(透析を受けているなど)はカリウムは厳禁ですので注意です。

血圧 バナナ が下げる

血圧 バナナ を1日1回食べる

血圧 バナナ を1日1回食べる

バナナ にはカリウムというミネラルが豊富です。カリウムにはナトリウム(塩分)の「キレート作用」があります。キレートとはカニのハサミを意味しますが、カリウムはナトリウムをカニのハサミのようなもので挟み込んで、体の外に排泄する作用があるのです。そして、食物繊維も豊富なので便秘などの改善にも役立ちます。

またカリウムは血管を開く酵素の働きを活性化するので、血管が拡張して血圧が下がりやすくなります。

厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』によると、カリウムの摂取目標量は男性 2800~000 mg 女性 2700~3000 mg ですが、1日の平均カリウム摂取量は成人男性 2350 mg、成人女性 2182 mg で、摂取目標量に最大25% ほど不足しています。

カリウムは果物や野菜に豊富に含まれていますが、水に溶け出しやすい性質があるので、生野菜が最も効率的です。しかし生野菜というのは、それほど多くは食べられません。そこでおすすめなのがカリウムの豊富な果物の利用です。

なかでも バナナ は100 g あたり 360 mgものカリウムが含まれています。大きめのバナナ1本は200 gくらいあるので、1日1 本食べれば不足分のカリウムを十分補えます。

バナナのほか、リンゴやキウイフルーツなどもカリウムの豊富な果物です。バナナに飽きたら、ほかの果物に変えてもかまいません。ただし、最初に紹介したように腎臓機能が低下している人には、カリウムの摂取制限があります。腎臓の悪い人は必ず医師に相談してください。

余分な食塩はカリウムで排泄

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塩分制限 高血圧 効果 なしの理由

塩分制限 高血圧 効果 なしの理由を紹介します。血圧が高くなると塩分制限をするように言われます。本当に塩分制限で血圧は下がるのでしょうか。

塩分制限 高血圧 効果 なし

塩分制限 高血圧 効果 なし

塩分制限 高血圧 効果 なし

糖尿病の合併症には高血圧もあります。血圧に大きく影響を与えているのが腎臓です。血圧とは、文字通り血管の中を流れる血液が、血管壁を押す圧力のことをいいます。

血液は心臓のポンプ作用によって全身の血管に押し出されます。心臓が収縮して血液を送り出すときに血圧が最も大きく、このときの血圧を「収縮期血圧」(最高血圧) といいます。そして、心臓が拡張するときの血圧が最小となり、このときの血圧を「拡張期血圧」(最低血圧) といいます。

血圧が高い状態が続くと、やがて動脈硬化を招いて脳血管疾患や心臓病、腎疾患など多くの病気を引き起こすようになります。

腎臓は、無数の細い血管の集合体です。全身を巡ってきた老廃物を含んだ血液を濾過し、不必要なものは尿として体外に排泄するとともに、必要な成分は再吸収して血液に戻しています。

このような腎臓の濾過機能は、血圧によって調節されています。また、腎臓からはレニンという酵素が分泌されていて、この酵素は血圧を上げる作用を持つアンジオテンシンⅡ というホルモンをつくるのに欠かせない物質です。

これによって腎臓は血圧を一定に保つ働きをしています。そのため、腎臓の働きが悪くなると、これらの働きが異常となり高血圧になる傾向があります。

これらの腎臓の働きを悪くする原因が、糖によって腎臓の血管が動脈硬化を起こし、もろくなったり詰まったりすることにあります。

腎臓の働きが悪くなれば、当然のことながら血液の濾過機能も低下し、腎臓は余分な塩分と水分を何とか濾過しようと血液量を増やし、圧力を上げようとするわけです。

血圧を上げている根本原因は糖にあるにもかかわらず一般的には、塩分の摂りすぎが腎臓に負担をかけ血液量を増加させる原因とされています。そして、高血圧の人には厳しく塩分制限をし、それでも改善しないときは降圧剤など薬を用いて血圧を下げています。

また、高血圧の原因として、もう一つ挙げておくべきことがあります。糖の摂りすぎで高インスリン状態になると、溢れたインスリンによる刺激で体を緊張状態にする交感神経が働き、心拍数を上げて血圧も上がってしまいます。つまり、高インスリン状態が続くと自ずと血圧も高くなるということです。血圧が上がれば腎臓への負担も増し、ますます腎臓の機能が低下するといった悪循環となるのです。

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高くなってしまう要因

就寝前 水

就寝前 水 を飲む習慣が血圧を下げる

就寝前 水 を飲む習慣が血圧を下げるので詳しく紹介します。寝る前にコップ1杯の水 ( 200 cc )を飲むとどのような作用で血圧が下がるのでしょうか。

就寝前 水 を飲む習慣が血圧を下げる

就寝前 水 を飲む習慣が血圧を下げる

就寝前 水 を飲む習慣 をつける

水分が不足して脱水状態になると、血液がかたまりやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などの血管事故が起こりやすくなります。

定期的な水分補給はとても大事なことです。よく「水を飲むとトイレの回数が増える」ので、水分を控えようとする人がいますが、そんな人は寝る前だけでよいので、コップ 1 杯の水を飲むようにしてください。

高齢者では「寝る前に水を飲んだら夜中にトイレに行きたくなる」という人もいますが、寝ている問に汗をいっぱいかくと、体は脱水状態になります。

心筋梗塞や脳卒中は早朝によく起こりますが、これは脱水と無縁ではありません。積極的に水分をとらない人は、夜襲る前だけでも水を飲むようにしましょう。トイレに行く回数は増えても命に関わることはありえませんが、脱水による心筋梗塞や脳梗塞は命にも関わることですし、その後の生活にも大きく影響することは間違いありません。

できることなら、水分補給は日常的に行うのが基本です。普通は、のどが渇いたら水を飲みますが、のどに渇きを感じるときは水分が相当不足しています。

水分補給はのどが渇いてから行うのではなく、のどが渇く前に少しずつ行うのが理想です。最近、ペットボトル入りの水を持ち歩いて、少しずつ水分補給している人をよく見かけます。若い人に多いようですが、これはとてもよい習慣です。

心臓疾患 腎臓疾患がある人は注意する

1. 心臓疾患がある場合

主な疾患例:心不全、狭心症、心筋梗塞など

水を飲みすぎると:

  • 心臓に負担がかかり、心不全が悪化するリスクがあります。
  • 血液量が増えることで、心臓がポンプとして血液を送り出す負担が大きくなり、息切れやむくみ、重症化すると肺水腫(肺に水がたまる)になることも。

2. 腎臓疾患がある場合

主な疾患例:慢性腎不全、腎炎、ネフローゼ症候群など

水を飲みすぎると:

  • 腎臓が余分な水分やナトリウム(塩分)を排出できず、体内に水分や電解質がたまりやすくなります
  • 高血圧やむくみ、肺水腫、低ナトリウム血症(意識障害やけいれんを起こすことも)といった深刻な状態につながることがあります。

共通のリスク:水分の「貯留」

  • 体に水分がたまると、「むくみ(浮腫)」や「体重増加」「息苦しさ」などが現れます。
  • 重症化すれば、肺や心臓に水がたまる(肺うっ血、心嚢水貯留)ことで、緊急治療が必要になることもあります。

医師から水分制限を受けている場合

  • 医師の指示に従い、1日500〜1,000mlなど、厳密に水分量が決められていることがあります。
  • 「スープ・果物・氷・ジュース」などもすべて水分としてカウントされるため注意が必要です。

まとめ

臓器 水分過剰の影響
心臓 血液量の増加 → 心負荷増 → 心不全悪化・肺水腫
腎臓 水分・塩分の排泄が困難 → むくみ・高血圧・低ナトリウム血症

なおビールやコーヒーは水分補給になりません。アルコールやカフェインには利尿作用があるので、水分をとったつもりでも、尿としてどんどん外に出ていってしまうのです。とくにお酒を飲んでいるときは、脱水状態になりやすいので、お酒の合間に、ときどき水を飲むようにしましょう。アルコールを薄める作用もあるので、悪酔いの防止にもなります。

飲む水は水道水で問題ないのですが、もっと質の高いミネラルウォーターを飲む場合には、以下の硬度を参考にするといいでしょう。
まろやかでおいしいと言われる水は 超軟水 の 硬度 一覧 ( 硬度 0 ~ 50 mg/L ) です。超軟水 がおすすめです。

水 硬度 一覧 国産 ミネラルウォーター

自分で改善するための知識

高血圧 晩酌 はやめなくてもいい 条件は適量を守る

高血圧 晩酌 はやめなくてもいい のですが、やっぱり条件は適量を守るということに尽きます。お酒は、百薬の長 と呼ばれるほど、飲み過ぎなければ体にはとてもいいものです。飲み過ぎなければ! という条件がつきますが。

高血圧 晩酌 はやめなくてもいい

高血圧 晩酌 はやめなくてもいい

高血圧 晩酌 はやめなくてもいい

お酒をやめなくてもいい!と言われてほっとしている人もいるかもしれませんが、条件はのみすぎないこと です。当たり前といえば当たり前ですが。

お酒は高血圧によくないという人も多数います。しかし適量ならやめなくてかまいません。むしろ適量のお酒は、HD Lコレステロール(善玉コレステロール) を増やして、血管をやわらかくするというデータが多いのです。

ただしこの「適量」というところがポイントで、飲みすぎると逆に血圧を上昇させます。では適量のお酒とはどのくらいの量なのでしょうか? 厚生労働省ではアルコール換算で 1 日 20 gを「節度ある適度な飲酒」と定義しています。20 g のアルコールは、ビール中びん 1 本、日本酒 1 合弱、ワインはグラス 1半が目安になります。これが適量ですので、これ以上飲むと血圧には悪影響です。

今日ぐらい、と甘やかして飲み過ぎてしまうとどんどん酒量が増えるので、ここはぐっと我慢です。

お酒に合うおつまみといえば、イカの塩辛、お新香など塩辛いものが多いので、塩分のとりすぎにならないように注意します。

またビールなどは、焼き鳥や揚げ物など高カロリーのつまみがよく合います。お酒が進むと、つい食べすぎてしまうので、晩酌の習慣のある人は塩辛いものや高カロリーのもののとりすぎに気をつけましょう。

たくさん量を食べれば、減塩を意識していても、全体でみれば塩分が過剰になつてしまいます。少量のつまみをとりながら、ゆっくり時間をかけて飲むのが体にやさしいお酒の飲み方です。

どうせ飲むなら体にいい効果のある赤ワインがおすすめです。

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