余分なは 食塩 カリウム で排泄することができます。生野菜や果物に多く含まれるカリウムは、ナトリウムを体外に排泄させて血圧を下げるように働くので、高血圧の人には強い味方となります。加熱するよりも、サラダなどでそのまま食べる方が、吸収率は高くなります。
余分なは 食塩 カリウム で排泄 野菜や果物をたくさん食べる人は血圧が上がらない
ナトリウムは多くとると血圧を上げますが、カリウムは多くとればそれだけ血圧も下がることがわかっています。というのは、野菜や果物に含まれるミネラルの1つのカリウムには、ナトリウムを体外に排出させる働きがあるからです。
また、血管を拡張したり、腎臓から分泌される血圧を下げる酵素を増やすなど、カリウムそのものが血圧を下げる作用を持っています。
そのため、高血圧の人は、食塩を減らすと同時にカリウムを積極的にとることが大切です。カリウムはさまざまな食品に含まれていますが、特に多く含むのが野菜や果物です。
しかし、ここで注意したいのが調理の仕方です。カリウムは水に溶けやすいので、長時間水にさらすと流出してしまいます。サラダにしたり、あく抜きをするときは、水に長くさらさないことが大切です。また、煮物などでは煮汁にも成分が溶け出すので、煮汁ごと食べるメニューの工夫をしましょう。
腎臓が悪い人は医師に相談してから
カリウムは、とりすぎても健康な人であれば尿として排泄されます。腎臓に障害のない人は多めにとっても心配はありません。積極的にとることが大切です。ただし、腎臓の機能が低下している人では、カリウムを排泄できずに高カリウム血症が起こることもあります。
必ず医師に相談するようにしてください。また、降庄薬の中で利尿作用のある薬を服用している人は、体内のナトリウムとともにカリウムも減ってしまいます。そのため、利尿薬を飲んでいる人は、特に多めにカリウムを含む食品を食べるようにしましょう。
カリウムを多く含む代表的な食品(100g中の含有量)
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- ほうれんんそう 690mg
- 里芋 640mg
- 枝豆 590mg
- たけのこ 520mg
- トマト 210mg
- りんご 290mg
- バナナ 360mg
余分なは 食塩 カリウム で排泄 まとめ
- 余分な食塩とカリウムの排泄について、以下の情報をお伝えします。
食塩(ナトリウム)の排泄
- 役割: 食塩は体内でさまざまな生理機能に重要ですが、過剰摂取は高血圧や心血管疾患のリスクを高めます。
- 排泄経路: 体内の余分なナトリウムは主に腎臓を通じて尿として排泄されます。腎臓は血液中のナトリウム濃度を調節し、必要な分を保持し、余分な分を排泄します。
- 食事からの影響: 塩分の多い食事を続けると、腎臓がナトリウムを過剰に保持することがあり、結果として高血圧を引き起こすことがあります。逆に、減塩を心がけることで、体内のナトリウム濃度を下げることが可能です。
カリウムの排泄
- 役割: カリウムは細胞の機能や神経伝達、筋肉の収縮などに不可欠なミネラルです。血圧を正常に保つ役割も持っています。
- 排泄経路: 余分なカリウムは主に腎臓によって尿として排泄されます。腎臓はカリウムのバランスを維持するために、摂取したカリウム量に応じて排泄量を調節します。
- カリウムの過剰摂取: カリウムの摂取が過剰になると、特に腎臓の機能が低下している人では、血中のカリウム濃度が危険なレベルに達することがあります。この状態は高カリウム血症と呼ばれ、心臓に悪影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
- 健康な腎臓を持つ人は、食塩やカリウムの摂取量に応じて適切に排泄を行います。しかし、腎機能が低下している場合は、特に注意が必要です。適切な食事管理と定期的な健康チェックが重要です。