塩分制限 高血圧 効果 なしの理由を紹介します。血圧が高くなると塩分制限をするように言われます。本当に塩分制限で血圧は下がるのでしょうか。
塩分制限 高血圧 効果 なし
糖尿病の合併症には高血圧もあります。血圧に大きく影響を与えているのが腎臓です。血圧とは、文字通り血管の中を流れる血液が、血管壁を押す圧力のことをいいます。
血液は心臓のポンプ作用によって全身の血管に押し出されます。心臓が収縮して血液を送り出すときに血圧が最も大きく、このときの血圧を「収縮期血圧」(最高血圧) といいます。そして、心臓が拡張するときの血圧が最小となり、このときの血圧を「拡張期血圧」(最低血圧) といいます。
血圧が高い状態が続くと、やがて動脈硬化を招いて脳血管疾患や心臓病、腎疾患など多くの病気を引き起こすようになります。
腎臓は、無数の細い血管の集合体です。全身を巡ってきた老廃物を含んだ血液を濾過し、不必要なものは尿として体外に排泄するとともに、必要な成分は再吸収して血液に戻しています。
このような腎臓の濾過機能は、血圧によって調節されています。また、腎臓からはレニンという酵素が分泌されていて、この酵素は血圧を上げる作用を持つアンジオテンシンⅡ というホルモンをつくるのに欠かせない物質です。
これによって腎臓は血圧を一定に保つ働きをしています。そのため、腎臓の働きが悪くなると、これらの働きが異常となり高血圧になる傾向があります。
これらの腎臓の働きを悪くする原因が、糖によって腎臓の血管が動脈硬化を起こし、もろくなったり詰まったりすることにあります。
腎臓の働きが悪くなれば、当然のことながら血液の濾過機能も低下し、腎臓は余分な塩分と水分を何とか濾過しようと血液量を増やし、圧力を上げようとするわけです。
血圧を上げている根本原因は糖にあるにもかかわらず一般的には、塩分の摂りすぎが腎臓に負担をかけ血液量を増加させる原因とされています。そして、高血圧の人には厳しく塩分制限をし、それでも改善しないときは降圧剤など薬を用いて血圧を下げています。
また、高血圧の原因として、もう一つ挙げておくべきことがあります。糖の摂りすぎで高インスリン状態になると、溢れたインスリンによる刺激で体を緊張状態にする交感神経が働き、心拍数を上げて血圧も上がってしまいます。つまり、高インスリン状態が続くと自ずと血圧も高くなるということです。血圧が上がれば腎臓への負担も増し、ますます腎臓の機能が低下するといった悪循環となるのです。
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