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ストレスを解消したり、笑いのある生活を心掛けることで血圧は正常化していきます。自分でできることを生活に取り入れていくとが血圧を下げる大切な要素です。

ストレス 高血圧 の原因になり

ストレス 高血圧 の原因になり血管にとってもいいことがひとつもありません。ストレスが高血圧になるメカニズムについて紹介します。

ストレス 高血圧 の原因

ストレス 高血圧

ストレス 高血圧

ストレスが血圧を上げるのは自律神経の働きによるもの。自律神経とは私たちが意識しなくても働いている神経で、内臓や血管の働きをコントロールしています。

自律神経には交感神経と副交感神緯があります。活動しているときに優位になるのが交感神経、リラックスしたときに優位になるのが副交感神経です。交感神経が優位になると体は緊張し血圧が上がります。

逆にリラックスすると副交感神経が優位になり、血圧は下がってきます。原始時代、人類が洞窟に住んでいた頃は、外に出ると獣に襲われるかもしれないので、ずっと交感神経が緊張していたと考えられます。すると血管も緊張しているので、獣に噛みつかれても、出血を止める成分である血小板が傷口に集まってきて、血がダラダラ流れません。

逆に洞窟の中にいるときは、副交感神経が働いてリラックスしていますから、血管は拡張し血圧は下がります。こんなときにケガをすれば、出血がなかなか止まりません。外にいるときのほうが、ケガのリスクが大きいので、人類はこのような体のしくみをつくりあげたと考えられます。

現代人も同じです。日中は交感神経の活性を高めてビシッと働き、夕方、家に帰ったら風呂に入って、ゆったり食事をして、体をしっかりゆるめて寝るのが理想です。

こうしたオン(緊張) とオフ(リラックス) をくりかえしながら、生活することが大事です。このバランスが崩れて、夜も交感神経が優位なままでいると、血圧はなかなか下がりません。会社であった嫌なことなどは、家に帰ったらスッパリ忘れ、心身をオンからオフに切り替えることが大事なのです。

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血圧 笑い のある生活が高血圧をさげてくれる

血圧 笑い のある生活が高血圧をさげてくれるというお話です。血圧に笑いはどのようなよい影響があるのでしょうか。笑いのある生活が送れたら誰でも幸せが溢れそうです。

血圧 笑い のある生活をしよう

血圧 笑い

血圧 笑い

「怒ると血圧が上がる」といわれますが、これは本当です。怒りは交感神経を緊張させ血管を収縮させて血圧を上昇させます。

カーッとなりやすい性格の人は、心筋梗塞などの血管事故を起こしやすい傾向があります。逆に血管によいのは 笑い です。笑うと副交感神経が活性化し、体の緊張が解けてリラックスします。それによって、血管が拡張し、血圧が下がってきます。

笑うことで血圧が下がれば、動脈硬化による血管事故も防げます。笑うと脳内にβ・エンドルフィンという物質が増えることもわかっています。

β・エンドルフィンは、脳に快楽をもたらす物質で、気分を落ち着かせて、心身の緊張を解く作用があります。

この作用によっても血管は拡張します。また笑いは脳の前頭葉という部分を興奮させますが、その興奮が間脳に伝わると、間脳から快い感情を伝える神経ペプチド(アミノ酸がつながった物質) がつくられ、全身にふりまかれることも報告されています。笑いによって生まれた神経ペプチドを浴びると、体と心はリラックスし、血管を開いて血圧を下げてくれます。

さらに笑いはリンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞(N K 細胞)を活性化させるという報告もあります。

NK細胞は、がんの芽になる異型細胞を処理したり、体内に侵入したウィルスなどを処理する働きがあります。

大いに笑うことで、がんを予防したり、風邪などの感染症にもかかりにくくなります。笑いは血管だけでなく、全身の健康に役立っているのです。

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就寝前 水 を飲む習慣が血圧を下げる

就寝前 水 を飲む習慣が血圧を下げるので詳しく紹介します。寝る前にコップ1杯の水 ( 200 cc )を飲むとどのような作用で血圧が下がるのでしょうか。

就寝前 水 を飲む習慣が血圧を下げる

就寝前 水 を飲む習慣が血圧を下げる

就寝前 水 を飲む習慣 をつける

水分が不足して脱水状態になると、血液がかたまりやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などの血管事故が起こりやすくなります。

定期的な水分補給はとても大事なことです。よく「水を飲むとトイレの回数が増える」ので、水分を控えようとする人がいますが、そんな人は寝る前だけでよいので、コップ 1 杯の水を飲むようにしてください。

高齢者では「寝る前に水を飲んだら夜中にトイレに行きたくなる」という人もいますが、寝ている問に汗をいっぱいかくと、体は脱水状態になります。

心筋梗塞や脳卒中は早朝によく起こりますが、これは脱水と無縁ではありません。積極的に水分をとらない人は、夜襲る前だけでも水を飲むようにしましょう。トイレに行く回数は増えても命に関わることはありえませんが、脱水による心筋梗塞や脳梗塞は命にも関わることですし、その後の生活にも大きく影響することは間違いありません。

できることなら、水分補給は日常的に行うのが基本です。普通は、のどが渇いたら水を飲みますが、のどに渇きを感じるときは水分が相当不足しています。

水分補給はのどが渇いてから行うのではなく、のどが渇く前に少しずつ行うのが理想です。最近、ペットボトル入りの水を持ち歩いて、少しずつ水分補給している人をよく見かけます。若い人に多いようですが、これはとてもよい習慣です。

なおビールやコーヒーは水分補給になりません。アルコールやカフェインには利尿作用があるので、水分をとったつもりでも、尿としてどんどん外に出ていってしまうのです。とくにお酒を飲んでいるときは、脱水状態になりやすいので、お酒の合間に、ときどき水を飲むようにしましょう。アルコールを薄める作用もあるので、悪酔いの防止にもなります。

飲む水は水道水で問題ないのですが、もっと質の高いミネラルウォーターを飲む場合には、以下の硬度を参考にするといいでしょう。
まろやかでおいしいと言われる水は 超軟水 の 硬度 一覧 ( 硬度 0 ~ 50 mg/L ) です。超軟水 がおすすめです。

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自分で改善するための知識

急激な気温の変化は血圧を上げる大きな要因となる

高血圧の人は、暖かいところから急に寒いところに出ると、血圧が急上昇します。また、入浴時に熱いお湯につかったり、夏に冷たい水を浴びるのも血管の収縮を招くので、血圧のためには要注意です。急激な血圧の変動はリスクとなります。

温度差をつくらない

体が急に寒さにさらされると、寒さの刺激で血圧が急上昇します。高血圧の人は急激な温度変化には要注意です。特に冬の朝は、起きて暖かいふとんの中から寒い寝室に出るだけでも血圧は急上昇します。
起きたらすぐに1枚上着を着たり、まず暖房をつけて部屋を暖めてから起き上がるなどの工夫が必要です。トイレや廊下も暖房を入れて、部屋ごとの温度差をできるだけ少なくするようにしましょう。冬は、家の中から寒い屋外に急に飛び出すのも危険です。高血圧の人は体に冷風を当てないようにするのが基本。
暖かい服装にプラスして、マフラーやマスクをするのも効果的です。夏でも、暑い戸外から涼しい室内に入ったときなどの温度差には気をつけなければいけません。外出するときは、体への寒暖の差を小さくするように、上着を1枚持っていくようにしましょう。

入浴にも注意をはらう

入浴時は、冬は脱衣所をあらかじめ暖めておき、湯舟から出た後も脱衣所は暖かくしておきます。湯舟につかっているときは、全身の血管が拡張して血圧は下がりますが、出た後に冷えると血管は収縮して血圧が上がります。入浴でもう1つ注意したいのは、湯舟の温度です。
42度以上の熱いお湯につかると、熱の刺激で血管が収縮して血圧は急上昇します。42度以上のシャワーを浴びても同じです。お湯の温度は40度 以下なら血圧はほとんど変化しないとされています。高血圧の人は38度~40度 ぐらいが目安です。また、長湯をすると運動しているときと同じように心拍数が増えて血圧が上がるので、お湯につかるのは5~10分にしましょう。入浴するときは、いきなり湯舟に入ってもいけません。ぬるま湯を下半身、上半身の順にかけて、足の先からゆっくりと湯舟に入るようにしましょう。
また、入浴すると汗をかいて体内の水分が失われがちです。すると、血液が凝固しやすくなって脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。入浴後は、十分な水分補給が必須です。

血圧がかなり高い場合は入浴も相談する

高血圧が重症の人は、血圧の急上昇を防ぐために入浴を制限されることがあります。また、降圧薬によっては入浴で血圧が下がりすぎる場合もあります。
どの程度の入浴をしたらよいかは、医師と相談してください。

血圧が下がる睡眠時間十分にとって、傷ついた血管を修復

十分な睡眠は体のリズムを整えるのに欠かせません。また、血圧は睡眠中に低くなるので、血圧の負担がかかって傷ついた血管を睡眠中に修復することができます。ぐっすりとたっぷりと眠ることが大切です。

血圧が低くなる睡眠中に血管の修復も行われる

血圧は夜眠っているときに、最も低くなります。ぐっすり眠っているときは、リラックス状態になり血圧が安定します。日中は高血圧の人でも、睡眠中は血圧が正常値になっていることも少なくありません。また、睡眠中の血圧が下がったときは、高血圧によって傷んだ血管が少しずつ修復されるときでもあります。
睡眠が十分でないと血圧が下がりにくくなるので、血管の修復時間も短くなって、血管は傷ついたままになってしまいます。そのため動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳卒中の発作も起こりやすくなります。早朝は交感神経と副交感神経のバランスが変わるので、血圧が上がりやすくなります。そのため、高血圧の人は寝起きに注意します。目が覚めたら、寝床の中で体を伸ばしてゆっくりと起き上がりましょう。

睡眠は「量」より「質」

たっぷり眠るといっても、単に長時間眠ればいいというわけではありません。十分な睡眠時間をとることも大切ですが、眠りの質が重要なのです。
よく眠れたと感じて、すっきりと目覚められるのが、質の高い睡眠と言えます。心地よい睡眠を得るためには、寝室の環境を整えたり、就寝前にリラックスすることが大切です。
「眠ろう、眠ろう」と意識するとかえって眠れなくなるものです。また、無理に「8時間睡眠」にこだわる必要はありません。目が覚めたら光を浴びて、体内時計のスイッチをオンにしましょう。毎朝同じ時刻に起きて、体のリズムを整えることが、夜の寝つきをよくして、ぐっすり眠ることにつながるのです。
快眠のための生活習慣はとても大切です。

快適な睡眠のためには

  • 眠りに適した湿度は夏24度 、冬13度ぐらい。湿度は50% 程度が眠りやすい。
  • 眠る前に読書や音楽、香り、ストレッチなど、自分流のリラックス法で気分を落ち着かせる。
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  • 寝前3 時間以降は食事をしない。空腹で眠れないときはホットミルクやハーブティーを飲む。
  • 入浴は就寝1~2 時間ぐらい前までに、ぬるめのお湯につかる。
  • 睡眠薬代わりの寝酒は眠りの質を落とすので避ける。
  • 毎朝同じ時刻に起床する。
  • 昼寝は25分程度に。長すぎる昼寝、夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響を及ぼす。