正しい体重の測定方法 について紹介します。正しい体重の測定方法は、毎回同じ条件で測ることが重要です。以下のポイントを守ることで、ブレの少ない正確な体重測定が可能になります。
正しい体重の測定方法
Question
正しい体重の測定方法
Answer
ふだん体重計にのっていない人は、自分は軽いと信じてしまう傾向にあります。必ず体重計にのるようにしましょう。体重は1日のうちでも変動するので、決まった時間に測定するのがたいせつ。最も安定した体重といわれるのは、朝、起きてトイレに行ったあとだといわれています。
正しい体重の測定方法
1. 測定する時間帯を統一する(朝が理想)
-
おすすめ:起床後、トイレを済ませた直後、食前・入浴前
-
理由:1日の中で体重は1~2kg変動するため、同じ時間帯に測定することで比較しやすくなる。
2. 衣服はできるだけ軽くする(または毎回同じ服)
-
理想は裸または下着のみ
-
冬場などは重ね着を避け、できるだけ軽装で。
3. 食事・水分・運動の影響がない状態で測る
-
食後や運動後は体重が増減して正確に出ません。
-
起床直後は胃腸に何も入っておらず、最も安定。
4. 同じ場所で、水平な床に置いた体重計で測る
-
カーペットや傾いた床だと誤差が出やすい。
-
場所によっても誤差が出るため、置き場所を固定。
5. 体重計の誤差がないか定期的に確認する
-
家族で同じタイミングで測っても数値が変な場合は校正が必要。
-
電池式は電池切れにも注意。
6. 毎日測るなら、グラフ化がおすすめ
-
毎日の体重に一喜一憂せず、週単位・月単位の傾向を見る。
-
体脂肪率や筋肉量も測れる体組成計があると便利。
補足:体脂肪率の測定も気になるなら…
-
朝は体内の水分が少なくなっており、体脂肪率が高く出やすい。
-
同じ条件で測れば、相対的な変化は把握できる。
まとめ
測定項目 | ベストタイミング |
---|---|
体重 | 起床後、トイレ後、食前 |
体脂肪率 | 起床後 or 就寝前(どちらかで統一) |
服装 | 毎回同じ、もしくは裸 |
測定場所 | 同じ床、水平な場所 |